リフォームの相見積もりって必ずしないとだめ?しなかった人の話が聞きたい!
リフォームといえば「相見積もりが鉄則」と言われています。実際、私も相見積もりでリフォームを成功させたので、これからリフォームする方には相見積もりはしたほうがいい!と考えています。
築13年の中古マンションをリフォームしました。
相見積もりは手間がかかるけど、信頼できるリフォーム業者に出会えました。.
ただ、リフォーム経験者の中には相見積もりをしなかった人も大勢いらっしゃいます。相見積もりをしなかった理由や、実際のところ後悔していないか気になるところですよね。
そこでリフォーム体験者50人に相見積もりについてのアンケートをとりました!リアルな本音をぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
- リフォーム体験者50人中、相見積もりをしなかった人の割合
- リフォームの相見積もりをしなかった理由や満足度
- 相見積もりをしないほうがいい人、したほうがいい人
こんな方に読んでほしい!
- リフォームの相見積もりをしようか悩んでいる人
- リフォームの相見積もりをしたくないけど、後悔しないかちょっと不安な人
- 相見積もりしようとは思いつつも、面倒だと感じている人
アンケート結果から相見積もりの必要性を紹介します!
リフォーム体験者50人に聞いた!相見積もりについてのアンケート結果
相見積もりって本当に必要?時間と労力をかける価値はあるのかな…
そう考える方も多いかもしれません。
相見積もり賛成派の私の意見だけでなく、より多くの「生の声」を集めるため、リフォーム体験者50人にWEBアンケートを取りました。
アンケート概要
対象:リフォームしたことがある人
人数:50名
アンケート実施期間:2021年1月
方法:選択式と自由記述式
- リフォーム業者を検討する際、相見積もりはしましたか?
- 相見積もりをしなかった方へ、その理由を教えてください。
- 相見積もりをしなかったことで後悔はありますか?
相見積もりは絶対だと思っていましたが、参考になる結果がたくさん得られました♪
アンケート結果①:リフォームの相見積もりをした人・しなかった人の割合
まずは、50人中相見積もりをした人、しなかった人の割合について紹介していきます。
リフォームの相見積もりをしなかった方は、全体で約3割ほどでした。
やはり相見積もりをした人のほうが多い結果となりましたね。リフォームは定価のない高い買い物ですし、じっくり比較検討したい!と考える人が多いのかもしれません。
さらに相見積もりがリフォーム金額に影響しているのかどうか気になったので、金額別でも調査しました。
私の予想では、リフォーム金額が高ければ高くなるほど相見積もりした人が増える増えると思ってました。今回の調査結果を見ると、リフォーム金額は相見積もりにさほど影響していないようですね。
50万円以下の金額でも、しっかり相見積もりをとって検討する方が多いことがわかりました
アンケート結果②:相見積もりをしなかった理由とは?
次に、相見積もりをしなかった方へその理由を聞いてみました。
相見積もりをしなかったと答えた16人中、9人が「友人・知り合いに依頼したから」と答えてくれました。全体の半数以上と、ダントツに多かったです。
理由:友人・知り合いに依頼したから
近所の知り合いに依頼したので、相見積もりはしませんでした
叔父の職業が大工で、叔父に頼んだので相見積もりはしませんでした
夫の会社社長から紹介された業者で、相見積もりを取ることができませんでした
友人や知り合いの業者なら、安心して依頼できるので相見積もりの必要がないのかもしれません。本当は相見積もりをしたくても、その後の関係性に関わってくるのでお願いしづらいという事情もありますね。
実は私も友人の旦那さんからリフォーム業者を紹介してもらったのですが、見積もりをお願いしたことを後悔しました。
よろしければ別記事でまとめているので参考にしてください。
関連記事:リフォーム業者は知り合いには頼まないほうがいい理由(準備中)
次に多かった意見が「いつもお願いしているリフォーム業者がいるため」でした。
理由:いつもお願いしているリフォーム業者がいるため
家の修理や保全は、いつも同じ業者に依頼しています
※最初は相見積もりを取りましたが、2回目以降は同じ業者から見積もりをとっています
いつも頼んでいる業者に依頼し、毎回いくらか料金を割引いてもらっています
前回のリフォーム業者に満足していたら、安心してお任せできますね。リピーター割引を設けている業者も多く、金額面でもメリットがあります。
その他こんな理由がありました。
業者への依頼が面倒だったからです
確かに、複数の業者に見積もり依頼するのは手間がかかりますね
マンションの管理会社と契約している業者さんで、日頃から小さなトラブルでもきてくれて、対応が良いと知っていたこと、同じマンションでの同じ事例等の経験もあったこと、金額面での相談にも乗ってくれたことから相見積もりはしませんでした
マンションの管理会社経由なら、安心感がありますね!マンション規約も把握しているでしょうし、リフォームもスムーズに進められそうです
リフォームを急いでいたのと、家の近く(徒歩圏内)のリフォーム業者がそこしかなかったので…
リフォーム業者を選ぶときは、自宅から近いのも重要です。トラブルがあった時もすぐ駆けつけてくれます。
リフォームするにあたって家に何度も来てもらっていましたが、日が経つに連れ今更他社へ見積もりを依頼するのも可哀そうな気がしたからです。
何度も足を運んでもらって、やっぱり他社に依頼します…とは言いづらいもの
相見積もりをする場合は最初から業者へ伝えておくとスムーズです
相見積もり自体、どんなものなのか分からなかったからです
そもそも相見積もりを知らない方もちらほらいらっしゃいました
どの意見も「なるほどな~」と思わず頷いてしまうものばかりでした。
ただ、「相見積もりが面倒だった」「相見積もりする時間がなかった」という方は、少しもったいない気がします。
確かにツテもコネもないリフォーム初心者が、自力で相見積もりをしようとすると、時間も労力もかかってしまいます。
そこでおすすめなのが、リフォーム業者一括見積サイト。WEBからあっという間に相見積もりができちゃいます。しかも利用料は無料!
リフォーム初心者にこそ使ってほしい便利なサイトです。詳しくは別記事でまとめています。(準備中)
アンケート結果③:相見積もりしなかった人の満足度は?後悔している?
相見積もりをしなかった人は、後悔していないのでしょうか?調査結果を見てみましょう。
相見積もりをしなくても後悔していない、と答えた人は半数を上回る結果となりました。
意外と多いんだなと驚いたのですが、後悔していないと回答した人を掘り下げてみてみるとあることに気づきました。
後悔していないと答えた9人は、「友人・知り合いに頼んだ」人たちと完全に一致していたのです。
どんな人かわかっているので信頼感もあるし、安くしてもらったというお得感もありますね!
反対に、「友人・知り合いに頼んだ人」以外は、相見積もりをすればよかったと後悔していることになります。後悔した理由を見てみましょう。
相見積もりをしなくて後悔した理由
今決めてくれたら割引すると言われて決めましたが、本当に相場よりも安くなっていたのかはわかりません…
頼んだリフォーム業者の工事がずさんだったので、もっと比べて決めればよかったかも
面倒で1社からしか見積もりをとりませんでしたが、もしかしたらもっと安い業者が見つかったかもと思うと悔しい気持ちです
同じマンションの住人が頼んでいたリフォーム業者は保証内容が手厚く、そちらに依頼すればよかった感じている
主な理由として、相見積もりをしていればもっと費用が抑えられたかもと後悔する人が多かったです。
確かに、相見積もりと聞けば「安く工事してくれる業者を探すこと」がゴールになりがちですよね。
しかし私がリフォームを経験して学んだことは、相見積もりの最大の目的は値段交渉ではないということでした。
【補足】相見積もりで安い業者ばかり探していると後悔するかも!?
数万円の家電でさえ、競合店から見積もりをもらって1円でも安く買えるよう価格交渉を怠らない私です。
数十万、数百万という大金をかけるリフォーム。
もちろん相見積もりをとって業者さんへ値段交渉するぞー!
いざ3社のリフォーム業者からもらった見積書を比べてみると、金額だけでなく提案内容に大きな差がありました。
同じリフォーム内容で依頼しても、施工方法や材料・工事費用、保守の内容とまるでバラバラだったのです。
(例)ガスコンロ交換
A社:「価格重視」という私からの要望通り、最も安く必要最低限の機種を選定
B社:メーカーR製品を主に扱っており、割引が最も大きくどこよりも安い標準機種を選定
C社:専業主婦で料理好きという私の情報から、少し値ははるが高機能機種を選定
悩んだ結果、当初よりも10万円オーバーしましたがC社のプランを採用しました
最初はなんでこんな高いものを選んだのかと不信感があったのですが、リフォーム業者さんの提案内容を聞いて納得。
火加減を自動で調節し、オートメニューも種類が豊富で前よりもぐっと料理のハードルが下がりました。
安全に時短調理ができることが、小さい子を育てる私にとっては何よりもありがたく、今はこのガスコンロ以外は考えられません。
もしA社しか見積もりをとっていなければ、C社の提案内容はしらなかったままということになりますよね。そんな方法があるなら、多少高くてもよかったのに…と後悔したかもしれません。
相見積もりは金額以外もしっかりと比較しよう!
- 提案内容
- リフォーム業者(担当者)との相性
- 保証内容
まとめ:知り合いや友人に頼む以外は、相見積もりしたほうがいい!
リフォーム経験者50人に聞いたところ、相見積もりをしなかった人は全体の約3割という結果になりました。
その中でも、「友人・知り合いに頼んだ人」を除けば、相見積もりをすればよかったと後悔しているようです。
「相見積もりは面倒だからいいや」「忙しいからリフォーム業者を探しているひまはない」という方は、悪徳業者にひっかかりトラブルに巻き込まれてしまう可能性もあります。
大切な住まいだからこそ、信頼のおけるリフォーム業者に頼みたいですよね。リフォームで失敗してほしくないので、やはり私は相見積もりすることをおすすめします。
あっという間に相見積もりができる便利なサービスもあるので、賢く活用して後悔のないリフォームを実現させましょう!