マンションで子育てしにくい?住んでわかったメリットや騒音対策を紹介

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マンション 子育てしにくい
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悩める女性

マンションでは子育てしにくい?実際に住んでいる人の意見がききたい

悩める女性

小さい子どもがいると騒音問題が心配・・・

利便性の高さが魅力のマンションですが、戸建てと比べると子育てしにくいのでは?と不安になる方も多いはず。

きな子

戸建てとマンションと両方住みましたが、子育てのしやすさは断然マンションです!

ただし、マンションでの子育てのしやすさは設備や間取り、管理体制などで大きく変わってきます

どんなマンションなら子育てしやすいのか?住んだからこそ分かる具体例も交えて紹介させていただきます。

きな子

子育て世代の住まい選びの参考になれば嬉しいです♪

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マンションで子育てをする7つのメリットとは?

マンション 子育てしにくい

約30年実家の戸建てで暮らした筆者ですが、結婚後マンションに初めて住んでみて、マンションこそ子育てしやすい環境だと実感しています。

ここではマンションで子育てをする7つのメリットを紹介します。

きな子

早速ひとつずつ見ていきましょう

メリット①セキュリティ対策が充実

戸建てだと窓の多さから「不在かどうか」を外から確認されやすく、侵入経路も多いことから空き巣被害が心配ですよね。

それに比べてマンションは、なんといっても防犯性の高さが魅力

最近では住民が安心して暮らせるよう、防犯設備に力を入れているマンションも増えています。

代表的な防犯設備
  • オートロック
  • 防犯カメラ
  • モニター付きインターホン
  • 宅配ボックス
  • 管理人・コンシェルジュ常駐
  • 24時間警備会社と連携
きな子

私が住むマンションでは、いつ・誰が・どうやって出入りしたか全て管理されています

特にお子さんが小学生に上がると、子供だけでお留守番する機会も増えてきますよね。

インターホンが鳴っても決して出ないように!とルール決めするご家庭も多いはず。

宅配ボックスがあれば再配達の面倒もないですし、居留守を使ってもバレません。

実家のお隣は2度も空き被害を受けています。両親の二人暮らしでは防犯対策が不安だったので、警備会社に加入しました。

きな子

これがけっこう高い・・・安心代ですね

メリット②プロに管理や修繕を任せられる

マンションには管理費修繕積み立て費があり、戸建派の方にはもったいなく感じるかもしれません。

ですが管理費用のおかげで面倒なゴミ当番や廊下の掃除をせずにすむのです。

戸建てだと管理や修繕は住人次第

自由にできるといったメリットもありますが、日ごろから自分で管理するのは大変ですよね。

例えば庭や玄関口の草引きが疎かになってしまうと、ご近所からだらしなく見られるだけでなく防犯上もよろしくありません。

特に夏場は一瞬で雑草が生えてくるので、こまめに管理しなくてはいけません。

シロアリの駆除外壁塗装など、戸建て独自の修繕費用も必要になります。

きな子

私は自分でコツコツと貯められないので、プロにお任せできるのは助かります

メリット③ワンフロアで家事ができる

家事導線を分断される階段がないだけで、日々の家事の負担がぐんと減らせます。

例えば洗濯物

子供がいると毎日たくさんの洗濯物が出て大変ですよね。戸建てだと2階のベランダまで濡れた洗濯物を干しに行かないといけません。

赤ちゃんがいるご家庭だと、一人でおいておくわけにもいかず2階まで一緒に連れていかないといけません。

きな子

目が離せない時期の家事ってほんとに大変ですよね

掃除だって大変

2階の部屋まで重い掃除機を持って上がるのは一苦労なんですよね。

だんだん面倒になってきちゃって、掃除をするのも億劫になってきちゃいます。

きな子

私は常に億劫ですけども

マンションなら面倒な階段がないので、すいすいっと掃除機をかけられます。

ちなみに我が家の場合、1日の掃除はマキタのコードレス掃除機が大活躍

本体がとにかく軽いので、掃除へのハードルがぐっと下がりました。

4部屋+リビング+キッチン+洗面所+玄関と掃除しても充電は十分もっています。

メリット④光熱費が安く抑えられる

マンションで暮らしはじめて一番驚いたのは、室温の違い

特に冬は「暖房をつけなくてもこんなに暖かいの!?」とびっくりしました。朝起きるときが全然違うんですよね。

暖房器具もリビングに取り付けたエアコンのみです。

戸建てで暮らしていた時は、エアコン+床暖房+電気ストーブだったので、その分光熱費も高くなります。

きな子

電気ストーブが高いんですよね。両親二人暮らしですが、光熱費は3万近くになるそう

マンションだと中間層の場合は上下左右に人が住んでいる状態なので、外気温の影響が受けにくくなります

子供が増えると、各部屋にエアコンや暖房器具を取り付けないといけません。設備代だけで頭が痛いですよね。

マンションなら快適に過ごせるので、その分光熱費がお安く抑えられるのが予想外のメリットでした。

我が家は風通しが良く、室内の温度は真夏でも26℃程度までしか上がりません。真冬でも17℃を下回ることはありませんでした。

おかげで1か月にかかる光熱費は1万円を下回っています

メリット⑤管理組合が間に入ってくれる

住民同士でいざこざが起きると、解決できたとしてもその後の住み心地が悪くなってしまいます。

特に騒音やタバコの煙問題は、トラブルに発展しがち。

住民に直接苦情を伝えに行くのも勇気がいりますよね。

  • 休みの日のピアノの音が気になってしまう
  • ドタバタとした足音をどうにかしてほしい
  • たばこの煙が入ってきて外で洗濯物が干せない
きな子

実家の向かいに住むおじいちゃんもベランダでタバコをふかしています。風向きによっては窓をあけていられません…

そんな時、間に入ってくれる中立の存在がいるというのはとても心強いもの。

マンションの管理組合に相談すれば、住民同士で直接やりとりしなくていいのは助かります。

私の住むマンションでは、月に1回全戸向けに騒音やタバコでトラブルが起きていないかアンケートをとってくれます。こまめに聞いてくれるので、何かあったときも安心です。

メリット⑤同じような家族構成の住民が集まりやすい

ファミリー向けのマンションだと、家族構成の近い住民が集まりやすくなります。

我が家も大規模ファミリー向けマンションですが、住民の約70%以上が赤ちゃん~中高生のお子さんを持つ子育て世代です。

子どもを通してコミュニケーションがとりやすく、学校や病院など情報共有できるので助かります。

他にもこんなうれしいことが!

  • 複数の幼稚園バスがエントランスまで来てくれるので送迎が楽
  • マンションから小学校まで集団登校してくれるので、防犯面でも安心

メリット⑦住み替えがしやすい

子供が一人二人と増え、ライフステージの変化によって住み替えを検討される方も多いでしょう。

  • 子供部屋が足りなくなってしまった
  • 物が増え部屋が狭く感じる
  • 学校まで距離がある

マンションは万人受けする使いやすい間取りや、利便性から戸建てよりも需要が高くスムーズに住み替えができます。

きな子

我が家も子供が巣立った後は住み替えを予定しています

マンションの子育ては騒音が心配!対策はどうしてる?

マンション 騒音

マンションでの子育てで、一番の不安に感じるのは「騒音」ですよね。

私もマイホーム選びにはめちゃくちゃ悩みました。子どもが小さいとどれだけ注意しても、走ったり飛び跳ねたりしちゃうんですよね。

きな子

子どもが大きな音を出す度、苦情を言われないかヒヤヒヤしながら生活するのはストレスですよね

騒音自体をゼロにすることはできませんが、工夫次第で影響を少なくすることはできます

ここでは私がマンションで子育てする際に気を付けている、騒音対策を3つ紹介します。

鉄筋コンクリートのマンションを選ぶ

マンションでの騒音対策に最も効果があるのは、音が伝わりにくい建物構造を選ぶことです。

育て世代は、鉄筋鉄骨コンクリート(SRC造)鉄筋コンクリート(RC造)りのマンションを選びましょう。

SRC造やRC造は、鉄の骨組みにコンクリートを流し込んでいるため、壁に厚みがある分遮音性に優れています。

鉄筋コンクリートは耐久性も抜群で、メンテナンスすれば100年でも住めるといわれるほど!

上下階を区切る床の厚さは、15~18㎝が一般的とされ厚い方が防音性に優れています

きな子

管理組合や不動産会社に確認すると教えてくれました♪

とは言っても、音が漏れてしまわないか不安ですよね。参考までに構造別に音の聞こえ方を調べた資料を紹介します。

建物構造音の聞こえ方
SRC造子どもの泣き声や走り回る音や、上の階の音がかすかに聞こえる
RC構造子どもの泣き声や走り回る音は聞こえる。テレビやシャワーの音はほぼ聞こえない
軽量鉄骨造生活音はほぼ聞こえる。木造よりはマシなレベル
木造生活音が筒抜け。プライバシーゼロ
出典元:日本建築学会編「建築物の遮音性能基準と設計指針」技報堂出版

ちなみに、木造以外のマンションに住んだ経験がありますが、音の聞こえ方はこんな感じでした。

建物構造音の聞こえ方
軽量鉄骨造お隣のおじさんの掃除機のかけ方が荒く、ゴンゴンぶつかる音が聞こえてきた
RC造たまにゴトンと大きな物音なら聞こえてくるけど、ほとんど気にならない
SRC造上下左右ほとんど音が聞こえない。え、人住んでる?挨拶した時の家族はどこへ?
筆者の感想

現在はSRC造に住んでいますが、不安になるほど音が聞こえてきません。

隣は小さいお子さんがいる二世帯、上の階も育ち盛りのお子さんが三人いらっしゃるのに、です。

軽量鉄骨と比べて段違いに遮音性の高さを実感しています。

防音アイテムを取り入れる

子どもは体重こそ大人の数分の一ですが、体重のかけ方や歩き方から振動が伝わり階下へ音が伝わりやすくなってしまいます。

そんな足音対策には、防音マット+ジョイントマットがおすすめ!

子育て世代のマストアイテムともいえるジョイントマットですが、実はこれだけでは足音対策は不十分なんです。

そこで我が家は子供部屋とリビングに防音マットを下に敷き、その上にジョイントマットを並べています。

私が使っている商品はこちら。

インスタでも人気だったIKEAのプレイマットも気になっています。子供部屋に敷き詰めたい・・

普段から近隣住民とコミュニケーションをとる

コミュニケーションをとると言っても、廊下やエレベーターですれ違って挨拶をするくらいですよね。

てっとり早くコミュニケーションをとれるのは、引っ越しの挨拶です。

子どもも一緒に連れていき

ご迷惑をおかけするようなことがありましたら、遠慮なくおっしゃってください

と一声伝えることでトラブルに発展しにくくなります。

あなたが、子どもの出す音が迷惑になっていないかを気にかけているということが分かれば、周りの住民の雰囲気も変わってきます。

きな子

子育て世代が多いマンションなら、「お互い様」で寛容に対応してもらえることが多いです

分譲マンションでの騒音トラブルは資産価値を下げてしまうもののひとつ。しっかりと対策をとって住みよい関係を築きたいですね。

子育て世代におすすめのマンション間取り&設備

マンション 子育てしにくい

子育てのしやすさは、マンションの間取りや設備に左右されるといっても過言ではありません。

実際にマンションで子育てをしている私が、これ良かった!と思える間取りや設備を紹介します。

きな子

ぜひマンション選びのひとつとして参考にしてください。

玄関が広い

マンション 子育てしにくい

以前住んでいたマンションの玄関が、まあ~狭い!そして暗い!

  • 子どもの靴を履かせるのさえ一苦労
  • 収納は小さなシューズボックスのみ
  • もちろんベビーカーを置けるスペースはゼロ

置き場所がないので、ベビーカーは車のトランクに入れていました。買い出しの帰りや雨の日なんて、ベビーカーの出し入れだけで白目です。

現在住んでいるマンションはというと、以前の玄関に比べると2倍ほどの広さになりました。

ベビーカーもそのまま玄関に入れられるので、乗り降ろしもずいぶん楽になりました。盗難や虫の心配(蜘蛛の巣が張っちゃう)がないのもいいですね。

きな子

玄関が狭いって地味にストレスです

リビングが見渡せるカウンターキッチン

リビング 見渡せる カウンターキッチン

子どもが生まれた当初住んでいたマンションは、壁に備え付けてある背面タイプのキッチンでした。

ダイニングスペースが広くとれるので満足だったのですが、子どもが生まれてからは不満に感じることがしばしば・・・

  • 子どもの様子を振り返って見る必要がある
  • ベビーゲートを設置しにくい
  • 家族と会話がしづらい

子どもがまだ動かないねんねの時期は良かったのですが、ハイハイしだす頃は危険がいっぱいですよね。

台所にベビーゲートをおけないので、リビングにぐるりと1周囲ってあるゲートを置きましたが、ものすごい圧迫感。一気に狭くなりました。

子どもも「出してー!」と泣くので、そのたびに家事の手が止まり・・・

今住んでいるマンションの間取りは、リビング全体が見渡せるカウンターキッチン。

料理の合間も子供の様子が見れますし、ベビーゲートも設置できたので安全を確保できています。

きな子

親も子もお互いが安心して過ごせるようになって良かったです。

ベランダに水道がついている

ベランダ 水道

当初はベランダに水道は別にあってもなくても程度だったんですが、今はなくてはならない存在です。

あなたのお子さんは水たまり好きですか?

うちの子どもは水たまりに目がなく、光の速さでダイブし一瞬でどろんこになります。

そんな時困るのが、泥だらけの靴を洗うスペース

戸建てに住んでいたら、靴は庭や駐車場あたりで洗えます。でもマンションだと靴を洗うスペースがないんです。

きな子

洗面所やお風呂場もありますが、土もついている外の靴を家の中で洗うことに抵抗がありました

そんな時、ベランダに水道がついていたら靴も気兼ねなく洗えます

そして活躍の場がもう一つ。それは夏の暑い時期のお家プールです。

ベランダに膨らましたプールを設置すれば、あとはホースをつなげるだけで水を張れます。

きな子

ベランダに水道がない友人宅は、バケツに水をいれて洗面所とベランダを12往復したそう

ひっかき傷や汚れに強いクロス

クロス ボールペン ガンヂー

どれだけ気を付けていても、小さな子どものいたずら被害は免れません。

我が家も住み始めてわずか4日で、玄関の目立つ壁紙にボールペンで作品を残していきました。

きな子

でもこうなることは想定済みです

我が家は中古マンションを購入、入居前にリフォームをしたのですが、傷や汚れに強いクロスに張り替えました。

リフォームをした箇所やかかった費用などは、こちらの記事に全てまとめています。

クロスと言えば、色やデザインから決めるものだと思っていたので、さまざまな機能がついたクロスがありびっくり!

機能性っていってもたいしたことないんじゃないの?と疑ってました

効果があるのか見定めるため、メーカーから取り寄せたクロスサンプルで落書き→どれだけ落ちるか実験。

結果、ボールペンも跡もどこだったかわからないほど綺麗に落とせました!

ちなみに子育て世代に激推ししたいアイテムがこちら

特殊なインク消し「ガンヂー」があれば、クロスの落書きも怖くありません。値段も手ごろなのですが、1つは自宅に置いておきたいところ。

きな子

近くのお店ではなかなか見つからずネットで買っちゃいました

まとめ:ストレスなく子育てするには、マンションの選び方が重要!

マイホームの購入は、人生の中で最も大きな買い物。特に子育て世代は戸建てかマンションか悩みますよね。

戸建てとマンション両方住んだことがある私の結論は、断然マンションのほうが子育てしやすい!です。

実際に住んでみて分かった、マンションで子育てをする7つのメリットを紹介しました。

  1. セキュリティ対策が充実
  2. プロに管理や修繕を任せられる
  3. ワンフロアで家事ができる
  4. 光熱費が安く抑えられる
  5. 管理組合が間に入ってくれる
  6. 同じような家族構成の住民が集まりやすい
  7. 住み替えがしやすい

ただメリットが多いと分かっても、マンションでの子育てで心配なのは子どもの騒音問題ですよね。

しっかりと対策をすれば騒音問題を最小限に抑えられます

  1. 鉄筋コンクリートのマンションを選ぶ
  2. 防音アイテムを取り入れる
  3. 普段から近隣住民とコミュニケーションをとる

子育てしにくいかどうかは、マンションの間取りや設備が大きく影響します。

住んでみて「これ良かった!」と思える間取りや設備を具体的に紹介しているので、後悔しないマンションの選び方の参考にしてください。

きな子

この記事があなたの不安解消の手助けになれば嬉しいです♪

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