リフォームの見積もりが遅いなあ~どれくらい待てばいい?
催促ってしてもいいもの?
リフォームの見積もりは時間がかかるもの。
とはいえ、提出期限を守らない業者って意外と多いです。
現地調査が終わったのに、待てど暮らせど見積もりがもらえない……実は、これけっこうあるあるです。
初めてのリフォームだと、どのくらい待てばいいのかわからないですよね。
この記事では、リフォームの見積もりをもらうまでにかかった期間や、遅い業者への催促の仕方など3社から見積もりをもらった私の体験談に基づいて紹介します。
見積もりが遅くなる理由もリフォーム業者へ直接聞いてみました!
リフォームの見積もりはどのくらいでもらえる?
リフォームの見積もりの提出目安は数日~2週間
リフォームの規模や時期、リフォーム業者の体制にもよりますが、たいていは数日~遅くとも2週間ほどでもらえます。
私は現地調査後3社に見積もりを依頼しましたが、いずれも10日以内でもらえました。
会社 | 提出期限 | 見積もりをもらうまでにかかった日数 |
---|---|---|
A社 | 「2週間後ぐらいに」 | 9日 |
B社 | 「〇日までに」 | 4日 |
C社 | 「〇~〇日までに」 | 5日 |
提出期限を守らない業者は、対応面に問題あり!
催促するか、他の業者を探しましょう。
ちなみに、我が家のリフォームは内装工事がメインの小規模なもの。
設備や材料もある程度絞られていたので、そこまで時間がかからなかったのかもしれません。
▶▶詳しいリフォーム箇所やかかった費用は「【築10年前後】中古マンションのリフォーム体験談!費用も全て公開」にまとめています。
提出期限を決めないリフォーム業者には要注意
たいていの業者は、現地調査後に見積もりができあがる目安を伝えてくれます。
私たちも目安があるとないとでは、待つ側の気持ちも大きく変わってきますよね。
機嫌を決めないリフォーム業者はそのままフェードアウトする可能性もあるので、気を付けておきましょう。
リフォームの見積もりが遅い4つの理由
リフォームの見積もりが遅くなる理由を、業者へ直接聞いてみました。
見積が遅くなり理由は、だいたいこの4つかなあ~
ひとつずつ詳しく紹介します。
理由その①大掛かりなリフォーム工事の場合
スケルトン構造にする、間取りを変更するといった技術・デザイン力が問われるような大掛かりなリフォームになると、数日での見積は難しいでしょう。
急いで作っても3週間~1か月くらいはかかってしまいますね。
いろいろ確認事項があるみたいです
- 使う設備や材料が多く、計算や在庫管理に時間がかかる
- 担当者の知識や経験・センスによって作成スピードもかわる
- 法律上問題ないかチェックする時間がかかる など
話を聞いたリフォーム会社では、一級建築士は2人のみ。
仕事が重なると、担当者間で取り合いになるそうです
理由その②下請け業者に依頼している
リフォーム業者が外部の下請け業者に依頼していると、確認や調整に時間がかかるもの。
例えば、電気の配線工事や大工工事、内装工事などリフォーム箇所によって専門業者も異なります。
それぞれに見積もりが届かないと、全体の費用を算出できないので時間がかかってしまうのです。
下請け業者に依頼と聞けば、大手業者をイメージするんですが……
いやいや、小さい工務店こそ自分のところでは人が足りないから下請け業者使うところ多いよ~
理由その③繁忙期で忙しい
リフォーム業界にも繁忙期があり、依頼が立て込む時期はどうしても対応が遅れがち。
この時期は設備や資材メーカーは在庫欠品していることも多く、いつもよりも慎重な確認作業が求められます。
忙しくなってくると、単純に見積もりを忘れてしまう担当者もいるそう……
リフォーム業界の繁忙期については、「リフォームが安くなる時期はいつ?閑散期は?業者に聞いてみました!」で詳しくまとめているのでよければ参考にしてください。
理由その④リフォーム業者にやる気がない
わざと対応しないってことですか……?
こんなこと言いたくないけど、コロナでリフォーム需要が高まった影響もあって、自分都合で仕事を選ぶ担当者もいてるんですわ。
「ここは受注金額も低そうだし、とれなくてもいいか~」なんて考える担当者も少なからず存在するそうなんです。
担当者との関係は、工事中から終了後の施主検査、アフターフォローと長い付き合いになるもの。
お互いの信頼関係が崩れた状態では、とてもじゃないけどリフォームは成功しません。
担当者に誠意ある対応が期待できない場合は、深追いはせず次の業者を探しましょう。
リフォームの見積もり提出期限を破る業者はNG!
リフォームは工事してみないとわからない部分が多く、予定通りに進められるかは担当者の調整力にかかっています。
見積もりさえ提出期限に間に合わないようであれば、工事が始まってもトラブルになる可能性は大!
担当者が適当だとこんなトラブルも……
- 材料や設備の手配ができていなかった
- 経験不足の職人しか集められなかった
- リフォームが終わらず入居が間に合わなかった
そして対応が遅い業者は、トラブル対応も遅いものです
見積もりが提出期限に間に合ったかは、リフォーム業者選びの重要なポイントなのでしっかりチェックしてくださいね!
リフォームの見積もりで連絡が来ないのはよくあること?!
見積もりで連絡がないなんて、そんなことある?仕事なのに?
意外といきなり音信不通になる業者も多い!
私も見積もり依頼をしたところ、メールや電話をしても返事がなかった業者が2社ほどありました。
私だけでなく、リフォーム業者と音信不通になった方の声も多いです。
リフォームの見積りをお願いした会社から一向に連絡が来ません。
話もアドバイスもとても分かりやすく、信頼できる方だったんです。予算にも納めてくれそうだったのでぜひお願いしますとお別れしました。
その後、見積りに追加してほしい項目がある旨をメールで送ってもなんの返信もなし。2週間ほど待って着信入れても音沙汰なし。
昨日会社に電話して担当の方から連絡ほしいと伝えたけど音沙汰なし。
引用:Yahoo!知恵袋
最初だけいい顔をして、見積もりになると音信不通。
なんて勝手な担当者なんでしょうか
リフォーム業界では悪徳業者が後を絶ちません。
- リフォームは資格や免許がなくても開業できる
- 定価・形がないだけにいくらでも手抜きができる
信じられないことですが、連絡が途絶えてしまう業者も多いのが実情です。
ちなみに私の母も悪徳業者にひっかかっちゃったんです。
悪徳業者なんてネットやテレビだけの話だと思っていただけにショックでした……その時の体験談は「我が家はこうして150万騙された!悪徳業者を見抜くたった一言とは?」にまとめています。
リフォームの見積もりの連絡なしの対処法は?
見積もりの連絡がこないリフォーム業者への対処方法をまとめました。
催促をする
まずは、リフォーム業者へどんな状況なのかを確認しつつ、催促を入れましょう。
こう書くと、「めんどくさいお客さんだと思われそうで気が重いな」と不安に感じるかもしれません。
業者側の意見としても、まったく気にしなくて大丈夫!
決して安くはないリフォームの見積もりが遅いと、業者へ不信感を持つのは当然の心理です。
「見積もりをお願いしている〇〇です。見積書の進捗状況を教えていただきたいのですが、いつ頃提出いただけそうでしょうか?」
と、丁寧な口調で聞けば相手も不快になりません。
ただ、何らかの理由で見積もりの提出が遅れるのであれば、業者から事前に連絡すべきです。
依頼主から確認しないといけないような担当者は、契約したとしてもことあるごとに不満が出てくることでしょう。
キッパリと断る
提出期限をきっちりと答えず、あいまいな回答をする業者はキッパリ断ってしまいましょう。
あいまいな回答例
- 近日中に提出します
- できあがったら連絡します
- なるべく早く提出します
こうした回答は、状況を把握できていないか、単に仕事を忘れていた可能性が高いです。
不誠実な対応をとる業者に、あなたの大切な住まいを任せられないですよね?
早々に見切りをつけて、はっきりと「ご縁がありませんでした」とお断りしましょう。
▶▶リフォーム業者への断り方は、「【例文あり】私が5社で実践したリフォーム見積もりの上手な断り方」でくわしくまとめています。
連絡もままならない業者に期待するよりも、代わりのリフォーム業者を探すことに時間をかけましょう!
まとめ:見積もりが遅くて不安なら、相見積もりで他の業者を探そう!
リフォームの見積もりを1社にしか依頼していないと、「こんなものなのかしら……」とただ待つしかできません。
そんなの時間がもったいない!!
リフォームをするなら複数社から見積もりを取って比較する、「相見積もり」を絶対にするべきです!
たとえば相見積もりをしていたら、
- 見積もりが遅いかどうか判断基準ができる
- たとえ見積もりが遅い業者がいても、待っている間に他の業者の見積もりをチェックできる
- 遅い業者にお断りを入れても、他に候補の業者がいるのでイチから探さなくていい
と、効率的にリフォーム業者を決められます。
わたしは自力で相見積もりができる気がしなかったので、リフォーム業者を紹介してくれる【PR】タウンライフをつかいました。
めちゃくちゃ親身になってくれる業者が見つかって大満足です。
相見積もりなんてやったことないし不安……という方は、初心者でも簡単にできる方法をまとめたのでぜひ参考になさってください。
満足のいくリフォームができるよう応援しています!!