トイレにクッションフロアってぶっちゃけどう?
実際使ってる人の後悔ポイントがききたいな。
水回り床材の定番ともいえるクッションフロア。
塩化ビニールでできているため、水に強くお手入れもしやすいのでトイレにはうってつけの床材です。
クッションフロアはデザイン豊富で、他の部屋とは一味違った空間を演出できます。
私もクッションフロアを採用した理由は一目ぼれしたデザインがあったからです。
ただ、リフォームしてみてクッションフロアのここがな…とちょっと後悔しているところもあるんです。
このページでは私が実際にリフォームして感じた「トイレにクッションフロアのデメリット」をお伝えします。
このデメリットが許容できればクッションフロアでも後悔しませんよ!
- どの床材よりも費用が安い
- 張替えがしやすい
- お気に入りのデザインが見つかる
- 掃除がしやすい
- 黒ずみがつきやすい
- 角の施工にヨレがでやすい
- 凹凸のあるデザインは汚れがたまりやすい
- 色合わせが難しい
- デザインによっては安っぽくみえる
トイレにクッションフロアを採用して後悔した5つの理由
私がトイレにクッションフロアを採用して後悔した5つの理由から紹介します。
トイレのクッションフロア後悔ポイント5つ
- 黒ずみがつきやすい
- 角の施工にヨレがでやすい
- 凹凸のあるデザインは汚れがたまりやすい
- 色合わせがむずかしい
- デザインによっては安っぽくみえる
後悔①黒ずみがつきやすい
画像ご覧いただいて、なんとなく黒ずみがついているの伝わりますか?
ゴシゴシ力を入れて掃除しても、水拭き程度では落ちないんですよね。
クッションフロアに黒ずみができる主な原因は次の3つ。
- 皮脂汚れ
- ホコリ
- 水ハネ・尿ハネ
クッションフロアは柔らかい素材のため、どうしても体重がかかる位置にわずかなへこみができてしまいます。
そこに汚れが入り込んで頑固な黒ずみ汚れへと成長してしまうようです。
我が家は大人二人が使うぐらいですが、家族の人数が多いご家庭では黒ずみがつくスピードも速いかもしれませんね。
ちなみに、定期検査で訪れたリフォーム業者のおっちゃんに対処方法をたずねたところ、黒ずみ汚れには重曹が効くようです。
メラミンスポンジは傷がつきやすいから使っちゃだめよ
(ゴシゴシやっちゃったで……)
後悔②角の施工にヨレがでやすい
ドア付近の出っ張りが多いこちらの箇所。角にむにゅっとヨレができていますよね。
クッションフロアはやわらかいので、他の床材よりも角の部分に施工の甘さが出やすい素材なんだそう。
隅っこだしそこまで見えるものでもないから気にならないだろうと思っていたんです。
実際は、床掃除でかがむのたびに「あっ…」と思ってます
内装職人さんに補修を頼んだのですが、これ以上はどうしようもないとのこと。
ちなみに、私が依頼した方は腕が悪い職人さんだった、というわけではないんです。
素材の性質上どうしても起きてしまう不具合も、誠実に対応してくれるいいおっちゃんでした。
そもそも私たちリフォームの素人が、依頼する前に職人の技術を見極めるなんて不可能ですよね。
だからこそ「リフォームにトラブルは起こるもの」スタンスが大切。
トラブルが起きても遠慮せずにモノ申せる業者に頼むのがマストです。
言いたいことも言えない業者はポイズンなんです
クッションフロア含め、実際に経験した壁紙の施工トラブルはこちらの記事でくわしくまとめています。
後悔③凹凸のあるデザインは汚れがたまりやすい
SNSで流行った「ハニカムモザイク」柄に一目ぼれし、施主支給してまで貼ってもらったこちらのクッションフロア。
タイル調の細かい溝部分に、髪の毛やホコリといった細かいゴミがたまりやすいんですよね。
掃除がしやすいかどうかなんて、まるで考えてなかったです
凹凸のあるデザインを選びたくなる気持ちもめちゃくちゃわかります。
つるっとした表面だと、全体的にのっぺりとした印象になりますしね。
でもお手入れの負担がかかることは覚悟しておいた方が良いかもしれません。
後悔④色合わせがむずかしい
トイレのような限られた空間だと、ちょっとアソビゴコロを取り入れようと柄物のデザインを選ぶ方が多いそう。
我が家のクッションフロアも6畳の洋室だったら目がちかちかしてしまいます。
クッションフロアはどうしてもデザインありきで選んでしまいます。
だからこそ!周りの壁紙や建具の色とのバランスは絶対見てください。
色のあわせかたによっては、こだわりぬいたクッションフロアがダサく感じてしまうかもしれません。
私は壁と床のバランスを考えずに選んでしまったので、なんでこの組み合わせにした?と後悔し続けています。
クッションフロアを含め、壁紙選びでの5つの失敗談はこちらの記事で詳しくまとめています。
後悔⑤デザインによっては安っぽくみえる
クッションフロアはビニール素材特有のテカリがあります。
この光沢がどうしても「安っぽい」雰囲気になってしまいがち。
我が家のクッションフロアもタイル調ですが、まあプリントだよねと分かってしまう感じです。
今はデザイン技術も向上しているので、遠目に見ればホンモノと見分けがつかないものもたくさんあります。
ただ、トイレに貼るときは注意したいことがあります。
- コンパクトな空間
- 使用中は基本的には座っている姿勢
限られたスペースの中、座った姿勢だと床のクッションフロアとの距離も必然的に近くなります。
そうすると、どうしてもおしゃれさよりもいかにもプリントされた安っぽさが際立ってしまうこともあるんです。
家族やお客さんから安っぽいなと思われたくないなら、デザインには気を付けたいですね
ちなみに、できれば避けた方がいいデザインをリフォーム業者のおっちゃんに聞いたところ、「大理石調」とのこと。
大理石調はホワイト系が多いし、どうしても汚れや髪の毛が目立ちやすいよ。
マーブル調でも黒ずみが気になりやすいからおすすめはしてないね。
トイレにクッションフロアはアリ!デメリットを上回るメリット4つ
デメリットを紹介しましたが、結果として私はトイレの床材にクッションフロアを選んでよかったと思っています。
トイレにクッションフロアを貼るメリット4つ
- どの床材よりも費用が安い
- 張替えがしやすい
- お気に入りのデザインが見つかる
- 掃除がしやすい
ひとつずつ詳しく紹介します。
メリット①どの床材よりも費用が安い
トイレの床材に使われる主な素材はつぎの4つ。
トイレの主な床材
- フローリング
- タイル
- フロアタイル
- クッションフロア
この中でクッションフロアは素材自体が安いうえ、トイレのサイズに合わせてカットして貼るだけなので作業の手間もかかりません。
我が家はリフォーム費用がそこまで用意できなかったことから、少しでも安く抑えたい!と考えていました。
実際かかった費用は、クッションフロア自体が約3,000円、施工費はオマケといった安さで助かりました。
詳しい壁紙の張替え費用は、4社からもらった見積書の画像付きでこちらの記事にまとめています。
メリット②張替えがしやすい
我が家は資金の関係で、築13年にもかかわらずトイレのリフォームは見送っています。
とりあえずまだ使えるし、ウォシュレットだけつけかえようか
水回りの交換目安はだいたい10~20年ほど。
近いうちにトイレ本体もリフォームをすることになるので、それに合わせて床材も張替えしやすいものを選びました。
せっかくフローリングやタイルを貼っても10年未満で取り換えるのってもったいないですよね
メリット③お気に入りのデザインが見つかる
ほかの床材なら色ぐらいしか選べませんが、クッションフロアはデザインがめちゃくちゃ豊富です。
画像は壁紙全体のカタログではありますが、どうですかこの太さ。
木目調、石目調、タイル調など種類が豊富で見ているだけでも楽しいですよ。
中にはウィリアムモリスのデザインから着想を得たものまであるんですよ!参照:サンゲツ
メリット④掃除がしやすい
絶賛トイトレ中の子供がいる我が家では、これは想像以上に嬉しいメリットでした。
なんとなくなんですが、フローリングやタイルの上でおもらししてしまうと、汚れがしみこんでしまうような気がするんです。
クッションフロアなら水をはじくので、しっかりふき取ることができて気持ちがいいです。
パストリーゼをシュッシュ吹きかけて掃除できるのでスッキリします。
まとめ:デメリットをよく理解してトイレにクッションフロアを取り入れよう!
トイレの床にクッションフロアを採用して後悔した理由はこちらです。
トイレのクッションフロアで後悔した5つの理由
- 黒ずみがつきやすい
- 角の施工にヨレがでやすい
- 凹凸のあるデザインは汚れがたまりやすい
- 色合わせが難しい
- デザインによっては安っぽくみえる
これらのデメリットが許容できるなら、トイレにクッションフロアを取り入れても安心です。
トイレだからこそ「掃除のしやすさ」といった観点でデザインを選べばなおのこと後悔しないでしょう。
少しでも参考になればうれしいです♪
トイレのリフォームを考えられている方にはこちらの記事もおすすめです。