トイレをリフォームしたいけど、毎日使うところだから使いにくくなったらやだなあ。リフォームする前に失敗しがちなポイントが知りたい!
トイレをリフォームした先輩施主50人に、後悔ポイントについて独自アンケートをとりました!
築13年の中古マンションを購入、110万円でプチリフォームしたきな子です。
我が家は予算の都合でトイレのリフォームは後回しにし、前の家から持ってきたウォシュレットだけ付け替えました。
でもあと何年かで替え時になりそう…今からトイレのリフォームでの失敗ポイントを集めておきたい!
そこで先輩施主50人に「トイレのリフォームで後悔はありますか?」とたずねてみました。
なんと、約半数の48%が「後悔している」と回答!
トイレのリフォームの後悔ポイントで特に多かった声はこちら。
- トイレのサイズが合わない
- 掃除がしにくい
- 設備をケチってしまった
この記事では、トイレのリフォームで失敗したと感じている施主たちの6つの失敗談を口コミつきで紹介します。
トイレのリフォーム前に確かめておきたいポイントばかりなので、ぜひチェックしてください。
調査期間:2022年10月
調査手法:インターネット調査
調査地域:全国
調査対象:5年以内にトイレをリフォームした男女
サンプル数:50人
トイレのリフォームで後悔したと回答した方は全体の48%
先輩施主50人に「トイレのリフォームで後悔しているポイントはありますか?」アンケート調査を実施しました。
なんと、全体のうちの48%の方が「後悔している」と回答!
トイレは毎日家族全員が使う場所。
家の中でも快適性に直結する部分でもあるため、せっかくリフォームしたのに「こんなはずでは…」と後悔する方が多いようです。
次からは、アンケートからわかった、トイレのリフォームで先輩施主たちが後悔したと感じている失敗ポイント6つを詳しくお伝えします。
トイレのリフォームでの失敗ポイント6つ
トイレのリフォームで後悔したポイントは次の6つです。
トイレのリフォームでの失敗ポイント6つ
具体的に先輩施主の口コミとともに紹介します。
トイレのサイズが合わない
トイレのリフォームで最も後悔ポイントとして多かったのは、「トイレのサイズが合わない」でした。
トイレを選ぶときって、つい「タンクレスか」「節水型か」という風に見た目のデザインに目が行きがちですよね。
でも、実は最初に見ておきたいのが「トイレの大きさ」のようです。
特にトイレの空間ってそこまで広くない家がほとんどですよね。だからこそ「トイレが大きくなったせいで、部屋自体が狭くなってしまった」と後悔するパターンが多いのです。
トイレ空間はもともとあまり広くなかったので、以前より大きい便座にしたため窮屈になってしまいました。
便座部分が以前のトイレよりも一回り大きく、床を掃除しようとするとすぐ目の前に便座があるのでなんとなく掃除がしにくい。
業者のおすすめのトイレを良く調べずに決めたら、以前よりもドアとの距離が近くなって圧迫感を感じる。もっとカタログを見ておけばよかった。
現在のトイレの奥行き・横幅・高さを図っておいて、新しいトイレはどのくらいサイズが変わるのか?必ずチェックしたいですね。
掃除がしにくい
トイレのリフォームの失敗談で2番目に多かったのが、「掃除がしにくい」です。
トイレは家の中でも汚れやすく毎日使う場所。いつもキレイな状態にしたくても、掃除がしにくいトイレだとそれだけで面倒になっちゃいますよね。
我が家も前に住んでいたトイレよりもやや便器が大きく、ちょっとの差だけなのに床掃除がしづらくなったと感じています。しゃがんで方向転換するのも一苦労なんですよね。
億劫になって掃除がままならない…なんてことは避けたい!!
衛生面が気になるトイレでは、「掃除がしやすいかどうか」は重要項目になりそうです。ぜひお手入れの動きをシュミレーションしながらトイレを選んでみてくださいね。
タンクと便座のスキマや、トイレの土台のねじの凹凸部分にホコリが溜まりやすく、狭くて手が入らないので掃除しきれない。タンクレストイレにすればよかったと後悔しています。
業者がすすめる最新式の「フチが広い便器」にしましたが、たしかに座りやすいものの、いままで以上に掃除の手間がふえたことが大変で困っています。
とりあえず安いタイプのトイレにしたがフチの折り返し部分が掃除しにくくて後悔しています。調べると掃除がしやすい形などいろんなものが出ているようで、掃除は毎日するものだしもっと調べればよかったです。
設備をケチってしまった
トイレのリフォームの失敗談で3番目に多かったのが、「設備をケチってしまった」という声。
トイレのリフォームの中では安いほうかもしれませんが、それでも数万円~数十万円とお金がかかるもの。気軽にできるものではないので慎重になっちゃいますよね。
ただ、予算を気にしすぎるあまり欲しかった機能を諦めて結局使いにくさを感じている方がめちゃくちゃ多かったです。
トイレの機能って日々進化していて、メーカーによっても「そんな便利な機能もあるの!?」と驚くことも。
例えば、TOTOの中でも人気のネオレストは、トイレを使うたびに除菌までしてくれるんですって。しかもニオイを取り込んで綺麗な空気に変えてくれるとか…最高かよ。
予算を抑えて賢くリフォームすることもこれから生活するうえで重要ではありますが、一度リフォームすると十年近くは使うことになります。
高性能な価格帯もチェックしておくことで、「こんな機能が付いているならお金出しても良かったのに!」という後悔を防げますね。
どうしてもトイレで金額が高くなってしまうので、床と壁の材質はかなりレベルが落ちてしまいました。今から思えばもう少し費用を出して希望通りの壁や床にしたらよかった、と後悔しています。
予算の関係で便器のみ変えたが、使用していたウオシュレットが微妙に合わずぎくしゃくしていた。しばらくそのまま使用していた。しかし、家族の要望によりウオシュレットを変えることなり、新たな費用が発生しました。
安く済ませたくて、一番安い見積の便器にしました。確かに費用は安くてすみましたが、便器が古いタイプのウォシュレットなので使いにくいし、掃除しにくいです。毎日使うものだし、毎日掃除するものなので、もう少し予算を出せばよかったと思います
便利な機能があっても使っていない
反対に、「便利な機能ついてるけど、実際あんまり使ってなくてもったいないな…」と後悔する声も多くありました。
特に小さなお子さんや年配の方も暮らしている場合、トイレに便利な機能がついていても使いこなせない可能性が高いですよね。
我が家も外での流し忘れが怖いので、自動洗浄はきっています
こうした後悔の声の背景には、こんなお悩みがありました。
トイレをリフォームしたいけど、メーカーや機種によっていろいろありすぎて、正直どれがいいのか分からない…
わかります、私もたぶんそうなりそう。だからこそ店員さんや業者のおすすめのものをそのまま採用してしまうんですね。
それが失敗の原因になってしまうんです。
そこはグッとこらえて、ショールームに行ったりカタログで商品を見比べたりして、本当に必要な機能を家族と話し合って決めると良いかもしれませんね。
リフォーム業者に勧められたメーカーのトイレとウォッシュレットモデルをそのまま設置しました。ウォッシュレットが最新機能を備えた高額な商品だったので、実際に使わない機能がたくさんあり、もう少し下のランクの商品でも良かったと思い後悔しています
店員のオススメのものにしたが、リフォーム後、よくよく考えるといらない機能(トイレ蓋の自動開閉)までつけてしまった。
タンクレストイレやめたほうがいい
スタイリッシュな見た目と掃除のしやすさが人気のタンクレストイレ。インスタなんかのお洒落なお家はたいていタンクレストイレですよね(ちょっと偏見入ってます)
ただ、「見た目がおしゃれだから!」という理由だけでタンクレストイレを取り入れると思わぬ後悔につながるかもしれません。
スペースのに関係でタンクレスタイプにしたので費用が思った以上にかかった。全て一体型なので故障とかの場合の修理が大変だなと思う。ウォシュレットなどは10年くらいで壊れると思うがその修理に費用がかかりそうだ。
タンクレストイレにして、手洗い器を別途で設けたが角度も悪く手狭です。実際、洗う時は非常に使いづらいです。
アンケート回答者から挙げられたタンクレストイレの気になるデメリットはこちら。
- 費用が高い
- 一体型なので修理費用が高くつく
- 手洗い場を別途設ける必要がある
- 停電時には使えない可能性
タンクレストイレにしたい場合は、よくよくデメリットを考慮して取り付けた方が良いですね。
内装デザインが合っていない
トイレのような狭い空間では、内装に遊び心を取り入れる方も多いですよね。
インテリアにもこだわって居心地の良いスペースにしたいもの。
とはいえ、サンプルやイメージではうまくいっても、実際に貼ってみると「コレジャナイ感」が出てしまうようです。
壁の色合いと材質の選択が少し失敗したのかと思っています。サンプルで見た感じと実際の壁紙ではイメージが違っており少し残念に思っております。
壁紙をシックな色にしたのですが、想像以上に中が暗くなってしまい私の好みには合わない感じです。
実家のトイレもアクセントクロスに大ぶりな花柄を採用しましたが、希望したはずの母が3日で飽きてました。
内装って出来上がった状態をなかなか想像しにくくて失敗しやすいですよね。
内装職人さんに聞いた内装選びのコツは、なるべく大きなサンプルを用意して、実際に貼りたい場所におくこと。
照明に当たった光加減や質感が確認できるので失敗が少なくなるそうです。
あとは、悩んだらプロに相談してね!ということでした
実は後悔する人が多い!トイレのリフォームで見落としがちなポイント
トイレのリフォームでの失敗談を紹介しましたが、実はダントツで多かったのは・・・
リフォーム業者選びを失敗した!
てっきりトイレの具体的な箇所が失敗ポイントで集まるのかな?と予想していたので、この答えにはびっくりしました
具体的にどんな声が集まったのか、リアルな口コミを紹介します。
工事が雑な面がありましたので施工会社に対して不信感を抱きました。工事を急ぐあまりすぐにその業者に頼む事にした事を後悔しています
取り付けにきた下請け業者は作業中にずっと「あ~あ」「クソッ」など独り言を言い続け、挙句は便座を本体とズレて設置して帰りました。苦情を言いましたが「許容範囲内」と言い張りなおしてもらえませんでした。今も1cmズレたまま使っています。
内装もついでに変えて貰う作業を依頼した所、施工が雑で壁紙のつなぎ目は目立つし、窓の桟の部分がのこぎりで切り損ねた箇所があるなど、プロの仕事とは思えない仕上がりになってしまった事が残念です。
リフォームなどは高いと聞いておりましたが、見積もりの時点でかなりの高額に感じました。それだけでなく、実際にかかった費用なども見積もりの金額の1.5倍に膨れ上がっていたので、軽い詐欺にでもあってしまったような気分であります
出るわ出るわの不満ラッシュ・・・
リフォーム業者選びで失敗した、と回答した方にさらにお話を聞いてみたところある共通ポイントがあったんです。
それは、リフォーム業者を相見積もりしなかったこと!
相見積もりとは複数の業者から見積もりをもらって比べてみることです
トイレのリフォームを請け負う業者って、家電量販店やホームセンター、リフォーム業者から水道修理業者と結構多いんですよね。
だからこそ複数の業者から見積もりをとることで差別化できるんです。
相見積もりをすることで、こんなメリットがあります。
- 悪徳業者に騙されない
- リフォームの適正価格が身につく
- プロならではのリフォームプランを複数聞けるチャンス
知識のないリフォーム初心者だからこそやっておきたいワザなんです。
カンタンなことなのに、案外やらない方って多いんですよ
相見積もりが初めてでも失敗しない方法は別の記事でまとめていますので、よろしければご覧ください。
とはいえ、相見積もりってなんかカンジ悪くない?お宅以外にも見積もりもらってますよなんて言いにくいよね?と考えてしまう心優しいあなた。
まったく気にしなくて大丈夫!リフォーム業界において相見積もりは日常茶飯事みたいですよ(業者のおっちゃんに聞きました)。
まれに嫌がる業者もいますが、だからといって1社だけで決めてしまうほど危険なことはありません。それで失敗しては元も子もないですよね。
自信のある業者ほど「相見積もり歓迎!」というスタンスのところも多いですし、じっくりと複数を見比べて慎重に決めた方が失敗は少なく済みます。
そうはいってもさ~やっぱり言いにくいよね…
リフォーム業者を一括で紹介してくれるサイトなら、こちらから何も言わなくても自動で相見積もりできますよ!
どうしても気が引けてしまう小心者の私には、間に第三者を経由して紹介してもらうほうが気がラクでした。
加盟業者は最初から相見積もりされることが分かっているので、競争力のある価格を出してくれるますよ。
私は5社のサイトを利用しましたが、タウンライフリフォームで理想の業者と契約できました。
こういったサイトを使うの初めてだったのでドキドキしてたんですが、自力だったら到底見つけられなかったと思います。
タウンライフリフォームの使ってみた感想、本当に使った30人の口コミは別の記事でまとめています。
とはいえ、一括見積もりサイトにも注意点はあるので、使ってみたいと感じた方はこちらの記事もぜひご覧ください。
まとめ:トイレのリフォームは後悔が出やすい場所!失敗談を上手に生かそう
トイレのリフォームにおける失敗談を学び、活かすことができればあなたのリフォームも失敗する確率はグンと減らすことができます。
そして何より、トイレのリフォーム業者を決めるときは「相見積もりをすること」!
ただ、トイレが壊れた!水が漏れてる!なんて緊急事態には、業者の親切な対応や金額の安さよりも「すぐに対応してくれる」業者が優先になってしまいます。
そうなってしまっては在庫があるもので交換されるので、希望の機能や費用でリフォームできないかもしれません。
そうならないためにも、まだトイレが故障していないうちから
- ホームセンターや家電量販店のリフォームコーナーでどんなトイレがあるか見ておく
- 近所に水回りに強いリフォーム業者がないか調べてみる
といった情報収集を心掛けておくと、いざという時も安心です。
私も早速調べます!
トイレのリフォーム費用がどのくらいかかるのか気になる方はこちらの記事もぜひご覧ください。