購入した中古マンションをリフォームしてから住みたい!
引渡し前でも現地見積もりはできる?いつから工事はできるの?
物件の引き渡しが済むと、住宅ローンの支払いも始まってしまいます。
入居まで日が空いてしまうと、それだけ現在の住まいの家賃と二重支払いが長引くことになるんです。
修繕費や駐車場代、おまけにリフォーム工事中の水道や電気代なども含めると経済的な負担も大きいですよね。
こうした費用を最小限に抑えるには、いかに物件引き渡し~リフォーム~入居の流れをスムーズに進めるかがカギになります。
我が家はリフォーム準備の動き出しが遅かったために、危うく入居予定日までに工事が間に合わなくなるところでした。
もっと早くに進めておけばよかったとめちゃくちゃ後悔しました…
私の失敗談をもとに、中古マンション購入後からリフォームの流れを詳しくお伝えするのでぜひ参考にしてください。
- 中古マンション購入後のリフォームの流れ
- リフォームをスムーズに進めるためのコツ
リフォームって準備だけでも予想以上に時間がかかります!
早めの準備で費用を最小限に抑えましょう♪
中古マンション購入後のリフォームの流れ
リフォーム工事が進められるのは、物件引き渡し後。売主から物件の所有権を移し、名実ともにあなたのものにならないと手を加えられないんですね。
だたし、引き渡しが済んだからと言ってすぐに工事が始められるものではありません。
リフォーム工事を始めるまでにやることがこんなにもあるんです。
- リフォーム業者探し
- 現地調査
- リフォーム業者決定
- 打ち合わせ(資材や設備を決める)
- マンション管理組合へ申請
- ライフラインの使用開始手続き
- 近隣住民へ同意書・挨拶
引き渡し後すぐに工事を進めるためには、これらの工程をスムーズに進めていかなくてはなりません。
各順番ごとに詳しくお伝えします。
リフォーム業者探し
リフォームで一番苦労したことといえば、なんといってもリフォーム業者を探すこと。
- 悪徳業者には絶対にひっかかりたくない!
- 地元で評判のいい業者がいいとは聞くけど、どうやって調べたらいいの?
- コネもツテもないのに、信頼できる業者なんて探せる気がしない・・・
初めてのリフォームとあって、頭の中は疑問だらけ・・・何から始めたらいいのかがわかりませんでした。
とりあえず、「〇〇市(リフォーム予定のマンションのある市町村) リフォーム」で検索しましたが、あまりの業者数の多さにまったく決められません。
リフォームと一口にいえど、地元工務店やリフォーム専門業者だけでなく、住宅メーカーや住宅設備メーカー系列会社、ホームセンターなど様々な業種が請け負っています。
選択肢がありすぎてまったく決められないぞ・・・
1週間ほど毎日ネットで見つけた業者を調べる日々だったのですが、WEBサイトを見ても良いことしか書いてないので、どこも良く見えてしまうんですよね。
マンション購入が決まってからすぐ動いたにも関わらず、リフォーム業者探しに時間をかけすぎてしまったため、どんどんとリフォーム工事がタイトスケジュールになってしまいました。
気になるリフォーム業者が見つかったのに、スケジュールの関係で諦めざるおえませんでした…ショック
こうやって長い間悩む前に、チャッとリフォーム一括見積もりサイトを使っておくべきでした。
業者を調べるうちに、一括見積もりサイトの存在も知ったのですが、どうも利用する気になれなかったんですよね。
- 登録したら業者からの営業電話がひっきりなしにかかってきそう
- 紹介されたリフォーム業者すべてに見積もり依頼が必要なのかな?
- 無料で使えるってなんだか怪しい・・・
といった不安だったんですが、あまりにもリフォーム業者探しが難航して藁にも縋る想いで利用してみました。
結論、心配していたようなことはまったくありませんでした。
ただし、リフォーム一括見積もりサイトもいろいろあります。厳選して利用しないと、トラブルにつながることもあるので注意しましょう。
リフォーム一括見積もりサイトの注意点や賢い使い方は、こちらの記事にまとめています。
スムーズに進めるコツ:マンション購入が決まったら、一括見積サイトで情報収集
住宅ローン審査も通ってないし、購入できるかどうかも決まっていないのに一括見積もりサイトを利用できる?
見積もり依頼時に、住宅ローン審査前と状況を伝えておけば大丈夫!
希望する中古マンションの購入が決まったら、まずは一括見積もりサイトでどんな業者がいるのかだけでも調べておきましょう。
- エリア内にはどんなリフォーム業者がいるのか?
- 実績はどんなものか、得意・不得意なリフォームはあるのか?
- なにかと制約の多いマンションでのリフォーム実績は多いか?
といったリサーチを進めておくだけで、ぐんとリフォーム業者探しの負担が減ります。
私が利用して本当に良かったサイトを3つ紹介してまとめているので、気になった方はご参考ください。
一括見積もりサイトにはリフォームの予算や失敗しないコツなど、リフォームする前に読んでおきたいノウハウ情報も満載!
利用するだけで無料でリフォームの知識が身に付きます。
現地調査
現地調査とは、リフォーム業者に現地に来てもらい実際にリフォーム箇所を見てもらう作業のこで、約1~2時間ほどかけて採寸や確認を行います。
「本当に希望するリフォームはできるのか?」をプロ目線でしっかりと確認した上で、正確な見積書を出してもらえます。
現地調査の注意点は別の記事にまとめているので、詳しく知りたい方はこちらをご参考ください。
スムーズに進めるコツ:物件引き渡し前でも現地調査ができないか確認!
この現地調査は基本的には物件引き渡し後に行われますが、売主さんの承諾を得られれば物件引き渡し前でも現地調査が進められます。
売主さんとの売買契約が成立したタイミングで、「引渡し前ですがすぐにリフォーム工事を進められるよう、リフォーム業者の現地調査を依頼したいのですが・・・」と相談してみましょう。
私の場合は、入居前にリフォームする旨を最初から伝えていたこともあり、売主さんも快く受け入れてくれました
ただし、売主さんが居住中かすでに空室なのかで気を付けたいポイントが異なるので注意してください。
売主さん居住中のケース
いくら物件を手放す予定といっても、まだ住んでいるところに知らない人が何人も押しかけてくるのはあまり気持ちのいいものではないですよね。
現地調査に入るリフォーム業者にも、売主さんが居住中であることは必ず伝えておきましょう。
事前に別の場所で打ち合わせを済ませておき、現地調査の時間を短縮するといった配慮があると、売主さんの負担も減らせますね。
すでに引っ越した後で空き家のケース
売主さんがすでに退去されている場合、鍵を預かっている不動産会社の担当者が立会いを行います。現地調査が決まったら、担当者へスケジュールの確認をしましょう。
不動産会社にとっては数字にならないのに、嫌な顔せず3社の現地調査(ほぼ半日)に付き添ってくれました。
リフォーム業者と契約
現地調査を終え、リフォーム業者からの見積書が出そろうと契約する業者選びが始まります。
ここで見積書の価格の安さだけで決めてしまうのは危険です。後から追加工事を請求されたり、手抜き工事をされてしまう可能性もあります。
安さには必ず理由があるので、プランや内容もじっくり比較しましょう。
じゃあ何を基準に契約業者を決めたらいいの?
大きな買い物だし、なかなか1社に絞るまでに時間がかかっちゃう
次のポイントから総合的に判断するのがおすすめです
リフォーム業者を絞るポイント
- 見積書の内容(価格・設備のグレードなど)
- リフォームプラン(施工方法やスケジュールなど)
- リフォーム実績(希望するリフォーム工事の実績があるか)
- 保証制度(瑕疵(かし)保険に加入しているか?)
- 担当者の相性(話を聞いてくれるか?質問への回答は早いか?など)
スムーズに進めるコツ:絶対にゆずれないポイントを整理しておこう
リフォームは定価のない大きな買い物。これから作り上げていくものだから、リフォーム業者選びも慎重になりますよね。
でも何かを選ぶって本当に疲れるんですよね。
あっちが良くてもここがダメで・・・と、なかなか契約業者を決められなくなってしまいます。
全てにおいて大満足!の業者が見つかればよいのですが、なかなか出会えるものではありません。
そんな時は事前に「絶対にゆずれないポイント」を絞っておくといいでしょう。
私が重視したのは「担当者との相性」
気兼ねなく何でも相談できるかどうかをポイントにしました。
打ち合わせ(資材や設備を決める)
リフォーム業者と契約後は、どんなリフォームにしたいかといった具体的な打ち合わせが始まります。
打ち合わせは1回で終わるものではなく、私の場合は全部で3回行いました。
資材や設備を選んでいくのはワクワクするような楽しい時間なんですが、それだけに決めるのも時間がかかります。
例えば、壁紙を決めるときの話
壁紙はメーカーごと、シリーズごとに分かれているんですが、見本カタログが分厚すぎて見るのも一苦労。またこのカタログに載っている見本が小さい!
柄があるものは途中で切れてるし、いまいち貼ったときのイメージが掴みにくいんですよね。
デザインだけでなく、汚れがつきにくい・水をはじくといった性能もあるので、選ぶのに2週間以上かかりました。
スムーズに進めるコツ:好きなテイストを見つけておこう
壁紙や床の素材を決めるのは時間がかかるので、北欧系、フレンチ系、ブルックリン系、和風系など、どんなスタイルにしたいのか家族で話し合っておきましょう。
キッチンやユニットバスといった設備は、納品までに1か月ほど時間がかかるので、早く決めて発注しておきたいところ。
でもこれから住む設備を焦って適当には決めたくないですよね。
リフォームを考え始めたらメーカーのショールームを見てみる、雑誌やネットから情報収集をするなどしておくといいでしょう。
コロナ禍で外出が難しかったので、インスタやroomclipといったSNSで情報収集していました。リフォーム業者に画像をそのまま渡せるので、希望のイメージが伝わりやすく便利です♪
マンションの管理組合へ申請
分譲マンションの場合、勝手にはリフォームを進められません。事前にマンションの管理組合や理事会に申請が必要です。
- 申請方法
- 申請書の入手
- 提出期限
等を必ず確認しておきましょう。
申請といっても特に難しい内容はなく、工事内容・工事期間・施工業者を記入するものでした。
私のマンションではリフォーム着工日の約1週間前までに提出が義務付けられていました。
スムーズに進めるコツ:リフォームを決めたら管理組合に確認しておこう
リフォームすることをが決まったら、マンションの管理組合へ管理規約や使用ルールがないか確認しておきましょう。
物件引き渡し前なら不動産会社を通して確認してもらうといいでしょう。
ライフライン(水道・電気)の使用開始手続き
忘れがちなのですが、リフォーム工事までに最低でも水道・電気は使える状態になっていないと着工できません。
水道:水を使う工事だけでなく、職人さんが手を洗う、場合によってはお手洗いを使うこともあります。
電気:電気がつかないと、窓のない部屋や外が暗くなりだす時間帯では作業ができなくなってしまいます。
ちなみにリフォーム工事中の電気代、水道代は施主負担でした。とはいっても2週間ほどだったので数百円程度ですみました。
今は水道も電気もネットや電話で手続きできる会社が多いので、忘れずに手配しておきましょう。
ガスは不要とのことだったので、引っ越し当日に開栓手続きをしました。ガスも使用するかは、リフォーム業者に確認してみましょう。
近隣住民からリフォーム工事同意書をもらう
分譲マンションの場合、リフォームをするには近隣住民から工事同意書をもらう必要があります。
範囲はどこまでかはマンションの規定によって異なりますが、管理が厳しいところだと、上・下・左・右・斜めを含め合計8戸の承諾が必要なマンションもあります。
私の住むマンションでは上・下・左・右の4戸に同意書をもらう必要がありました。
スムーズに進めるコツ:できれば同行して挨拶
まだ住んでもないのに、いきなり近隣住民に同意書をもらうってハードル高くない?
多くはリフォーム業者が代行してくれますが、挨拶もかねて同行することをおすすめします。
リフォーム工事には騒音やホコリ、匂いといったトラブルがつきものです。直接挨拶に訪れることで、近隣住民の心情も大きく変わってきます。
まとめ:マンション購入が決まったらすぐにリフォーム業者を探そう!
私の実体験をもとに、物件引き渡し~リフォーム~入居の流れをスムーズに進めるコツを紹介しました。
満足のいくリフォームを実現するためには、リフォームを決めた時から情報収集を進めることが大切です。
私はリフォーム業者探しを時間をかけすぎてしまったために、スケジュールが間に合わず気になる業者を諦めなければなりませんでした。
リフォームを終えた今でもちょっと後悔してます・・・
リフォーム業者探しに時間をかけるよりも、リフォーム業者との打ち合わせに時間をかけることが一番早くて失敗しない方法です。
自分で一から業者を探すのは大変なので、リフォーム一括見積もりサイトを賢く利用して効率よく探してください。
我が家の失敗談があなたのリフォームの参考になればうれしいです♪
私はタウンライフリフォームでぴったりのリフォーム業者が見つかりました。詳しい体験談や利用者への独自アンケート結果はこちら。
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