そろそろお風呂をリフォームしたいけど、お金もかかるし後悔したくないなあ。
リフォームする前に失敗しがちなポイントが知りたい!
お風呂をリフォームした先輩施主50人に、後悔ポイントを聞いてみました!
築13年の中古マンションを購入、110万円でプチリフォームしたきな子です。
本当はお風呂もリフォームしたかったんですが、予算の都合で後回しにしました。
お風呂のリフォームは15~20年が目安と言われていますが、そうなるとあと何年後かの話になります。
慌てないように今からお風呂のリフォームでの失敗ポイントを集めておきたい!
そこでアンケート形式で先輩施主50人に「お風呂のリフォームで後悔はありますか?」とたずねてみました。
なんと、約半数の50%が「後悔している」と回答!
お風呂のリフォームの後悔ポイントで特に多かった声はこちら。
- 設備をケチってしまった
- 掃除がしにくい
- 浴室・浴槽が狭くなった
この記事では、お風呂のリフォームで失敗したと感じている施主たちの5つの失敗談を口コミつきで紹介します。
お風呂のリフォーム前に確かめておきたいポイントばかりなので、ぜひチェックしてください。
調査期間:2022年10月
調査手法:インターネット調査
調査地域:全国
調査対象:5年以内にお風呂をリフォームした男女
サンプル数:50人
お風呂・浴室のリフォームで後悔したと回答した方は全体の50%
先輩施主50人に「お風呂のリフォームで後悔しているポイントはありますか?」アンケート調査を実施しました。
なんと、全体のうちの50%の方が「後悔している」と回答!
お風呂は一日の疲れを癒す場所。
快適性に直結する部分なので、少しでも「リフォーム失敗したな…」と感じると後悔が強くなってしまうようです。
次からは、アンケートからわかった「お風呂のリフォームで先輩施主たちが後悔したと感じている失敗ポイント5つ」を詳しくお伝えします。
お風呂・浴室のリフォームでの失敗ポイント5つ
お風呂・浴室のリフォームで後悔したポイントは次5つです。
お風呂・浴室のリフォームでの失敗ポイント5つ
具体的に先輩施主の口コミとともに紹介します。
設備をケチってしまった
お風呂のリフォームで最も後悔ポイントとして多かったのは、「設備をケチってしまった」でした。
お風呂をリフォームするぞ!と決めたはいいものの、一番不安なのは「お金」だったりしませんか?リフォームをしたことがなくても、「水回りは高くつく」なんて噂を耳にしたことがあるかもしれません。
こちらの記事にまとめたんですが、先輩施主50人にお風呂のリフォームでかかった費用を聞いたところ「100~149万円」が一番多い結果に。
やっぱり3桁はいっちゃうのか…
そんな大金、おいそれと気軽にできるわけではないのでどうしても慎重になりすぎますよね。
ただ、予算を気にしすぎるあまり結局使いにくさを感じている方がめちゃくちゃ多かったです。
お風呂の栓を自動で開け閉めする機能をけずってしまい、めんどくさいことになった。洗い場の床ももうちょっとお金を出して水捌けが良くなる床にしておけばよかった。
断熱材もやめて浴槽も安い物にしたところお風呂に浸かっても何だかゆったりと入れず疲れも取れにくくなり、さらに壁や床も安い物なので中々カラッと乾かず掃除が以前よりも大変になってしまいました。
リフォームした時に、浴槽の中に手すりをつけなかった。プラス4万くらいかかると言われやめてしまった。同居している親が年をとってくるにつれて立ち上るのに不安がでてきてつけておけば良かったと後悔。
材料面に関する費用を削りすぎて少しはだ寒く感じるお風呂になってしまった。費用面のみにこだわらず、もっと素材や断熱材等にもこだわるべきだったと感じている。
また設備関連で特に多かったのが「給湯器も一緒に変えておけばよかった」という声。
給湯器って本体の価格と工事費で数十万円するからどうしても後回しになっちゃうんですよね。
目先のリフォーム料金が気になって給湯器を交換せずにリフォームしました。あとから電気代が大きく変わる事を知り、給湯器を新しいものに交換すれば良かったと後悔しました。リフォーム後の維持費や光熱費の事も考えるべきでした。
新しい給湯器にすると毎月のランニングコストが安くなって、結果としてリフォームしたほうが安く抑えられることがあります。
給湯器、どうしようかな…と悩んでいる方はぜひこちらの記事もご覧ください。
掃除が大変になった
お風呂のリフォームの失敗談で2番目に多かったのが、「掃除が大変になった」です。
浴室って面積も広いし、家の中でも掃除が大変な場所ですよね。
ちょっとさぼると、すぐに黒カビやピンクぬめりが出てきちゃう
リフォームで壁や床の素材を変えたところ、「カビが発生しやすくなった」「マメに掃除をしなければならなくなった」といった不満の声が多く見られました。
床材を白色でざらざらした素材にしたら汚れが目立つことがある。髪の染材など使用した際に、床について取れなくなってしまった。ざらざらした素材の影響か水はけは良い印象だが、こすって洗い落とすことが困難で苦労しています。
カビが生えやすくなってしまいました。タイルとパッキンの部分のカビが特にすごくて、こまめに掃除をしても追いつかないのでその点が不満です。
床の目地が細かく、水垢が溜まりやすい。まめに歯ブラシで擦るのが面倒。
浴室・浴槽が狭くなった
お風呂のリフォームの失敗談で3番目に多かったのが、「浴室・浴槽が狭くなった」というケース。
どんなにお風呂の機能が最新になっても、洗い場や浴槽が窮屈に感じるととリラックスできないですよね。
足を延ばせるかって結構大きなポイントになりそうです
そのままのサイズでリフォームするのではなく、快適に過ごせるサイズを家族・業者と話し合って決めてみるといいかもしれませんね。
浴槽が大きくしたことで、体を洗う場所が少し狭くなってしまった。シャンプーなどをおく場所を縦にしたので立ち上がらないといけなくなって地味にストレス。
介護で作ったんですけど、浴槽に入った時に足が伸ばせないのが残念です。お風呂場の大きさを、事前にしっかり測ってやったにも関わらず、なかなか思うようにいかないですね。
リフォームする前のお風呂場の面積より、かなり狭くなってしまいました。面積ギリキリに広げる仕様にするには、資金が足りませんでした。お陰で窓が全部開きません。
ただ、浴室のサイズを広げると洗面所が狭くなってしまって後悔、という声もありました。意外に盲点ですよね。
お風呂がもともと小さくて狭かったのでリフォームをきっかけに広くしてもらった。その分脱衣所が狭くなってしまい、衣服の着脱をするのにギリギリなくらいになった
便利な機能があっても使っていない
お風呂のリフォームで「設備をケチって後悔」とは反対に、「便利な機能があっても使っていない」という失敗談もありました。
最近のお風呂めちゃくちゃ高機能で、そんな機能までついてるの!?と驚くことも多いですよね。
ショールームに見学に行くとついつい最新機能がほしくなっちゃうワナ
ただ、本当に必要かどうかよく考えないと「これはいらなかったな…」と思う設備に無駄なリフォーム費用を払うことになってしまいます。
それだけならまだしも、いらない設備のための掃除の手間やメンテナンス費用を考えると後悔が強くなってしまいます。
換気や暖房が出来る風呂場で使えるエアコンを設置しましたが大きくて風呂場が狭く感じることと、それを普段あまり使用しないので設置しなくてもよかった。
お風呂場に温風や冷風をつけたけど、電気代が結構かかるので使うのにためらいます。使う時は服を脱ぐ時だけ使って入浴する時は消して少しでも節約を心がけています。
リフォームしていないところが目立つ
ちょこちょこと部分的にリフォームをすると費用を抑えられていいのですが、リフォームしていないところが悪目立ちしてしまうんですよね。
特に浴槽だけとりあえずリフォームしようと考えている方は、壁や床といった内装、鏡や(シャンプーなどを置く)台はそのままにしがちなので注意してくださいね。
壁は床はそのままにして、バスタブだけ交換しました。するとバスタブだけ異様にピカピカでバランスが悪いです。
鏡が湯垢で汚れているので、交換しておけば良かったと感じています。
給湯器はそのままにしたため、温度調整のスイッチ関連だけ古臭く黄色いままで目立っています。一度に変えてしまえばよかったです。
実は後悔する人が多い!お風呂・浴室のリフォームで見落としがちなポイント
お風呂のリフォームでの失敗談を紹介しましたが、実は1番多かった失敗談は
リフォーム業者選びを失敗した!
具体的にどんな声が集まったのか、リアルな口コミを紹介します。
最初は3日で工事できると聞いていたのに、よくわからない理由で1週間に工期が伸びました。その間の銭湯通いも大変でしたし、工事も雑な面があったので他の業者に頼めばよかったです。
予算を知らせてからのスタートになったので、業者の方のおすすめされる商品になり、色くらいしか選んでいなかった。あまりこちらの話もきいてもらえなくて不信感がありました。
打ち合わせでは給湯器も交換予定だったはずが、いざ工事が始まり完了したら古いままだった。確認したが、「工事に含まれていない」の一点張り。見積もりも「浴室リフォーム工事 一式」としか書かれておらず、騙された気分です。
風呂の修理するのにこんなにするとは思いませんでした。仕方がないのかと思いきや、隣の家ではうちの半額でリフォームできたと聞いて、ボッタクリ被害にあったのかなといまさら後悔しています。
金銭面・工事面・コミュニケーション不足などなど、出るわ出るわの不満ラッシュ。
リフォーム業者選びで失敗した、と回答した方にさらにお話を聞いてみたところある共通ポイントがあったんです。
それは、リフォーム業者を相見積もりしなかったこと!
相見積もりとは複数の業者から見積もりをもらって比べてみることです
みなさん、最初の1社だけしか見積もりを依頼してなかったんですよね。
相見積もりをすることで、こんなメリットがあります。
- 悪徳業者に騙されない
- リフォームの適正価格が身につく
- プロならではのリフォームプランを複数聞けるチャンス
知識のないリフォーム初心者だからこそやっておきたいワザなんです。
カンタンなことなのに、案外やらない方って多いんですよ
相見積もりが初めてでも失敗しない方法は別の記事でまとめていますので、よろしければご覧ください。
とはいえ、相見積もりってなんかカンジ悪くない?お宅以外にも見積もりもらってますよなんて言いにくいよね?と考えてしまう心優しいあなた。
まったく気にしなくて大丈夫!リフォーム業界において相見積もりは日常茶飯事みたいですよ(業者のおっちゃんに聞きました)。
まれに嫌がる業者もいますが、だからといって1社だけで決めてしまうほど危険なことはありません。それで失敗しては元も子もないですよね。
自信のある業者ほど「相見積もり歓迎!」というスタンスのところも多いですし、じっくりと複数を見比べて慎重に決めた方が失敗は少なく済みます。
そうはいってもさ~やっぱり言いにくいよね…
リフォーム業者を一括で紹介してくれるサイトなら、こちらから何も言わなくても自動で相見積もりできますよ!
どうしても気が引けてしまい過去の私と同じようなあなた。希望の予算やリフォーム条件を入力すると、パパパッとリフォーム業者を紹介してくれるサイトがあるんです。
加盟業者は最初から相見積もりされることが分かっているので、競争力のある価格を出してくれるます。
私は3社のサイトを利用し、タウンライフリフォームで理想の業者と契約できました。
こういったサイトを使うの初めてだったのでドキドキしてたんですが、自力だったらこの業者は到底見つけられなかったと思います。
タウンライフリフォームの使ってみた感想、本当に使った30人の口コミは別の記事でまとめています。
とはいえ、一括見積もりサイトにも注意点はあるので、使ってみたいと感じた方はこちらの記事もぜひご覧ください。
まとめ:お風呂のリフォームは相見積もりで失敗を防ごう!
お風呂のリフォームにおける失敗談を学び、活かすことができればあなたのリフォームも失敗する確率はグンと減らすことができます。
そして何より、リフォーム業者を決めるときは「相見積もりをすること」!
ただ、浴槽がひび割れた!蛇口からずっと水が漏れてる!なんて緊急事態には、業者の親切な対応や金額の安さよりも「すぐに対応してくれる」業者が優先になってしまいます。
そうなってしまっては在庫があるもので交換されるので、希望の機能や費用でリフォームできないかもしれません。
そうならないためにも、まだお風呂が故障していないうちから
- ホームセンターや家電量販店のリフォームコーナーでどんなお風呂があるか見ておく
- 近所に水回りに強いリフォーム業者がないか調べてみる
といった情報収集を心掛けておくと、いざという時も安心です。
私も早速調べます!
キッチンやトイレも失敗談を聞いていますので、あわせてリフォーム予定の方はこちらもぜひチェックしてください。